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亡くなる前に「遺産相続」を考えよう

親の死亡は、悲しみや動揺の中で、多くのことを迅速に決断していかなければなりません。

今は元気でも、「もしも」はある日突然やって来ることが多いものです。

また、高齢になると、認知症になったりする可能性もあります。

ご遺族との世間話の中で、親が生前の元気な内に確認したり、兄弟姉妹で話し合っておけば良かったって言われたことをリストアップしてみました。

各家庭によって事情が異なりますので、あくまでも一つの参考材料にしてみてください。

 

寝たきりや認知症になった場合の介護について

自宅か施設、とりわけ施設でもグループホームや老健、サ高住などいろんな選択肢があるので、どこでどんな風に過ごしたいのか。

その際の介護費用はどうするのか。財産管理は誰がどういった形で行うのか。

 

2.癌などの治療方針について

癌などの際、余命宣告を受けたいか。また、もしもの時にどの程度の延命治療を望むか。

 

3.葬儀やお墓について

死亡した場合、直接連絡して欲しい親戚や知人・友人。

お願いしたい葬儀社、お寺。葬儀の規模。お墓はどうするのか。葬儀・お墓の費用はどうするのか。

 

4.遺産の相続・形見分けについて

遺産の分配についての考え。形見分けして欲しい物やもらって欲しい人。

遺言書は書くのか。

 

5.その他

預金通帳や生命保険の保険証券、年金手帳や不動産の権利書など重要書類の保管場所。

 

 

これぐらい決めておけば「もしも」がある日突然やって来ても不安は少ないのですが、なかなか子どもからは切り出しにくいですよね。

今はやりのエンディングノートを親に薦めてみるってのもいいかもしれないですね。

 

 

法律的な相談もご両親が元気なうちの方が選択肢が幅広く取れますのでおすすめです。

 

 

もう少し専門的に相談してみたい、と思ったらお気軽にご相談くださいませ。